2017/06/16

手動転轍機

鉄道模型 Nゲージのお話

ポイントを切り替えるとバネの力で
トングレールが切替えた基本レールに接触し
押さえつけられる。

模型のポイントは切り替えにより
二つの動きをコントロールしている。

一つは当然ながら車両の進路を切り替える

そしてもう一つ
線路の接触により
車両が進む方向に電気回路を切り替える。

つまりトングレールがスイッチの役割をしている 
のである。

トングレールは基本レールに
バネで押さえつけられているが
そのバネが弱くて接触不良を発生させている。

我が鉄では ですが

特に我が鉄は
引き込み線にPecoの30年物を使っているので
動作がかなり不安定でバネ力を大きくしたいと
常々考えていた。

レイアウトに適した手動ポイントマシン
つまり手動転轍機は無いものか?
気まぐれ程度に探してみたが
手動転轍機など見あたらな。

なら自作するしかないかな?
引き込み線だから不細工だってかまわないし

よし 自作だ! まず現状の確認

Pecoポイントは「切替稼働板」を
写真では上下に動かして切り替える
トングレールは「切替バネ」で基本レールに接触を保持する

バネは髪の毛に毛が生えた程度に細くかよわい

バネ力を強くする
形状は多少不細工でも我慢する

では 加工を開始する。

バネ材料は これ クリップ
線径0.7mm 純正よりずっと太いから強い はず

クリップを一旦真っ直ぐに伸ばした後
ねじりを加えて


こんな格好に加工する

厚さ2mmの板を20×10mmに加工する
ベース板である

こんな風にいろいろと曲げてベース板に取り付ける
左の立ち上がりが 人動操作部
右の立下りが ポイント可動部

よく見てね
クリックを付けるためベース板に凹凸凹加工もあるからね

線路に取り付けました




上の作例とは左右反対だけど

ポイントマシンアップです。

動作確認です。
直線開通

分岐開通

動作は良好
テスターで確認した接触も良好

これから
カバーを付けて塗装をしようかな
手動操作棒は短く加工して
ポイントらしい標識を付けようかな と










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